jeu. 19 juin 2008

そして、シネクリシェ2.0へ[ブログ移転のおしらせ]

 突然ですが、このたびブログを移転することとしました。  移転先はこちらです。  このブログを立ちあげてから3年が経ちました。  この間数多くの方からご支援いただいて今日まで至りましたが、ここらでブロ...

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ven. 13 juin 2008

大いなる陰謀

 相当に本格的かつ硬派な政治映画であり反戦映画でもあります。9.11やその後のアメリカを描いたり行政を批判したりした作品は枚挙にいとまありませんが、これほどまでに明確な直球勝負をしかけた作品も数多くないでしょう。

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sam. 07 juin 2008

隠し砦の三悪人(樋口真嗣監督)

 『椿三十郎』につづく黒澤映画のリメイク第2弾といったところでしょうか。
 森田芳光監督版『椿三十郎』が原典版を忠実に再現したのに対し、樋口真嗣がメガフォンを取った本作は、前作『日本沈没』と同様に大幅に改変。後半3分の2は別の話といってもいいくらい原典離れしています。
 それでありながら、原典版をオマージュするような形でところどころに引用のような部分が多見されるのが面白く、殊に原典版で有名な「裏切り御免!」のセリフも上手にアレンジされて使われています。
 自分は、改変しなければリメイクする意味がないという立場なので、このことは大いによしとします。

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dim. 01 juin 2008

バンテージ・ポイント

 久々に観た本格サスペンス。
 スペインを舞台とした米国大統領狙撃と爆破テロを巡り、当事者やその周辺の人々8人の視点からこの事件を描いた作品です。

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ven. 23 mai 2008

砂時計

 ヒロインの少女時代を夏帆が務めていることと、ほとんどが山陰を舞台にしていることもあって、『天然コケッコー』を連想させられるところがあります。  さらにいえば成人後の杏を松下奈緒が演じていることもあり...

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ven. 09 mai 2008

クローバーフィールド/HAKAISHA

 内容としては、謎の怪獣(?)にマンハッタン島が襲われるというごく平凡なパニックものですが、全編ホームビデオという形態を取っているところが特異なところ。  精緻な撮影ならばともかく、このようないかにも...

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mar. 29 avr. 2008

潜水服は蝶の夢を見る

 ファッション雑誌の編集長として仕事にも遊びにも颯爽と生きてきたジャン=ドミニク・ホビーは、ある日突如として重度の脳梗塞に襲われ、左眼のまぶた以外の身体の自由をすべて奪われる……。  重度の脳梗塞によ...

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dim. 13 avr. 2008

ジャンパー

 主人公は、ごく平凡な学生だが、ふとしたきっかけからテレポーテーションの資質に目覚め、これを悪用して大金持になる……。  これだけでは映画にならないので、映画は、テレポーテーション能力を持つ"...

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ven. 21 mars 2008

ヒトラーの贋札

 ナチスに捉えられたユダヤ人の話。とはいっても、ホロコーストものとはひと味違い、偽札づくりの才能を買われ、国家ぐるみの偽札づくりに動員されるというもの。  収容所暮しとしての待遇は決して悪くないものの...

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mer. 12 mars 2008

歓喜の歌

 "笑いと涙の……"などというキャッチフレーズはごくありふれていますが、この月並な文句がこれほどふさわしい映画も他にないでしょう。  とはいっても、話はかなり身につまされるものでし...

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sam. 08 mars 2008

アメリカン ギャングスター

 この日は『ジェシー・ジェームズの暗殺』との2本立て。2作とも長大な作品でしたが『ジェシー~』がやや冗長に思えたのに対し、本作は興味尽きることがなく、最後まで楽しむことができました。  アフリカ系アメ...

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ven. 07 mars 2008

ジェシー・ジェームズの暗殺

 伝説のガンマンを主人公に取りあげた作品。寡聞にしてこの無法者の名は知りませんでしたが、殺人・列車強盗をくり返した極悪非道のならず者でありながら、彼を慕うものも多くその悲劇的な最期には同情が集ったとい...

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mer. 05 mars 2008

ここに幸あり

 国家権力の頂点に立つ大臣が、ある日突然罷免され、権力もカネも失うものの、政治や仕事よりも大切なものがあることに気づく。……  アメリカ映画や(一部を除く)日本映画のようなていねいな説明に慣れていると...

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lun. 03 mars 2008

椿三十郎(森田芳光監督)

 原典版の『椿三十郎』といえば、傑作ぞろいの黒澤明映画のなかでも、もっとも完成度の高い作品の一つですが、それを脚本もほとんどそのままにリメイクするなど、無謀ともいえる企画ではないかとも感じました。  ...

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dim. 02 mars 2008

またも更新が遅滞していて申しわけありません。m(__)m

 まる1ヶ月以上、記事の更新をサボっており、コメントやTBのお返しさえすることができず、まことに申しわけありませんでした。  3月に入りましたので少しずつ復帰する予定ですので、今後ともご支援のほどよろ...

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lun. 14 janv. 2008

4分間のピアニスト

 刑務所でピアノを教えることになったトラウデは、ふとしたことから天才少女ジェニーと出合う。  受刑者の中でも一番どうしようもない問題児だったが、トラウデによってピアノを通じ向上心に目覚め、ついにはピア...

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ven. 04 janv. 2008

日本インターネット映画大賞に投票します【日本映画】

 昨日の外国映画部門にひきつづき、日本インターネット映画大賞日本映画部門に応募します。 【作品賞】   「秒速5センチメートル 」       5点   「夕凪の街 桜の国   」       5点 ...

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jeu. 03 janv. 2008

日本インターネット映画大賞に投票します【外国映画】

 昨年1年間の総括を兼ね、日本インターネット映画大賞外国映画部門に応募します。  日本映画部門はまた明日。 【作品賞】   「リトル・ミス・サンシャイン」  5点   「DOA        」   ...

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lun. 31 déc. 2007

更新が遅滞していて申しわけありません。m(__)m

 公私ともに繁忙で、まる1ヶ月の間映画を観ていません。  この10年間で、これほどブランクがあいたのは初めてです。  とはいうものの、年末となりようやく時間もできたため、少しずつ遅れを取り戻す予定です...

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dim. 16 déc. 2007

呉清源 極みの棋譜

 かなり以前からこの映画の話は耳にしていましたが、なかなか公開されず立ち消えになったと思いきや、やっと陽の目を見ることとなりました。  囲碁を若干なりともたしなむ自分としては、待ちわびていただけに喜び...

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ven. 07 déc. 2007

ブレイブ ワン

 今年観た外国映画の中では屈指の作品です。  ハリウッド映画としてはかなりの異色作ですが、このような殺人を肯定する作品がどこまで受入れられるかはちょっと不安です。  ラストにはかなり賛否が分れるのでは...

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ven. 23 nov. 2007

めがね

 これはいい。  前作『かもめ食堂』は、悪い作品ではありませんでしたが、正直いってそれほどのものかという感想でした。  しかしながらこの作品はすばらしい。前作の延長線上とはいえ、さらに深化させ完成度の...

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sam. 17 nov. 2007

未来予想図~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~

 若者の間では評判よさそうでしたし、あらすじに興味を覚えましたので、だまされた気分になって観に行きました。  が、これが面白くない。  一番の原因は、ストーリーにひねりがないことでしょう。三角関係が発...

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dim. 11 nov. 2007

グッド・シェパード

 静謐な映像の中にも緊迫感をたたえた、予想以上の佳作でした。  2時間半を超える長尺の作品ですが、まったく冗漫さを感じさせません。  静かなるハードボイルドとでもいうべき作品でしょうか。  『ゴッドフ...

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dim. 04 nov. 2007

ONCE ダブリンの街角で

Once 非常に前評判が高く、またタイトルからも良作そうな雰囲気がうかがえるので、公開早々さっそく観に行きました。
 期待を上回る傑作でした。決して派手さはありませんが、特にエンディングがとてもよいので、観たあとに静かな余韻が残る作品です。

 音楽が非常に重要な作品です。
 先日観た『ヘアスプレー』と比較し、作品の質のみならず音楽のタイプも対極といっていい作品ですけど、音楽によって作品に強い生命力が与えられたという点では共通しています。
 ある意味では、今秋を飾るまったく異質な2大音楽映画といえるでしょう。
 音楽が映画の質を高めている作品は枚挙にいとまありませんが、この作品などまさにそう。
 キャット・スティーブンスやキャロル・キングを彷彿とさせるような音楽がちりばめられていますが、作品の8割方はここに織りこまれている音楽の勝利といっていいすぎではありません。
 逆にいえば、音楽がここまで上質でなければ、これほどの作品に仕上ったかどうか定かではありません。

 もっとも、ストーリー自体はそれほど風変りなところはありません。
 それどころか、展開にやや稚拙な面が感じられます。
 たとえば、バンドのメンバー探しがあっけなかったり、レコーディングのために資金調達に奔走するもののいとも簡単に融資を受けられたり(銀行員が突然ギターの弾き語りを始めたのは爆笑ものでしたけど)、周辺の人(中古楽器屋や主人公の父親)が彼らの音楽に理解ある人ばかりだったりと、やや話がうますぎる感もしました。
 もっともこの辺の展開を屈折させると、作品に陰りが生じ、それが作品に決してプラスには働かないかもしれませんけど。

 それと、ほぼ全編に亘って手持撮影でしたが、やや安っぽく感じられ、ところどころ自主製作映画のように感じられたところがあったのは残念でした。
 最後のシーンなどは、おそらくクレーンを使ってかなり本格的に撮っているはずにもかかわらず、あまりそういうところが感じられませんでしたから。

 今年観た数多くの映画の中でも、屈指の作品です。

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