亀も空を飛ぶ
この映画で最も印象に残ったのは、イラク戦争勃発時期にイラクの人たちが衛星放送にかじりつく場面。
外国からの戦争情報を喉から手が出るほど欲しがる反面、水着の女性が映っているチャンネルに出くわすと、思わず目を覆い"穢れた番組"と罵るシーンでした。
水着姿の女性をあからさまにブラウン管に映し出すなど、イスラム等の道徳観からは決して認めることができないものなのでしょう。
イラクでは独裁政権が崩壊し平和になったにもかかわらず、あいかわらず抵抗勢力がアメリカに反抗しています。
この原因はアメリカ軍の軍紀が悪いせいだけだと思っていましたが、この作品を観ていると、どうもそればかりではなさそうです。
イスラムなどの文化の薫陶のみを受け、西欧文化に接したことがない人たちに、民主主義・個人主義などの欧米的な文化・発想をダイレクトに持ち込み押しつけようとする行為など、彼らにとっては"悪"であり、それを無神経に推し進めようとすることなど"悪魔の所業"以外の何ものでもないのでしょう。
これは、アメリカ兵が暴行、略奪などの狼藉三昧をするよりもはるかにタチが悪いことなのかもしれません。
とはいうものの、イラクだけでなく、いずれはこのような"自由主義"が中東を席巻しイスラムの伝統が崩壊していくのは時間の問題でしょう。
そしてそれは、ここに登場する若い世代から順に感化され、やがて世代間の対立を経ていずれ根付いていくことになるでしょう。これを、悪貨が良貨を駆逐すると解釈するかどうかは別として。
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Voici les sites qui parlent de 亀も空を飛ぶ:
» 亀も空を飛ぶ [★☆★ Cinema Diary ★☆★]
鑑賞した日 : 10月29日土曜日
鑑賞した劇場 : シネマスコーレ(12:40〜)
信じられないほど疲れました。この疲れは長編のつまらない作品を観た時の疲れとは違います。呆然となり自分のおかれている状況が分からなくなりました。凄い作品を観てしまった…。....... [Lire la suite]
Notifié le le lun. 28 nov. 2005 à 07:39
» [ 亀も空を飛ぶ ]不可能なことはない [アロハ坊主の日がな一日]
[ 亀も空を飛ぶ ]@神保町で鑑賞。
まるでドキュメンタリー映画を見ているようだった。
ストーリーは、2003年アメリカ軍によるイラク侵攻の
直前、イラク北部(クルド自治区)のクルディスタン
村が舞台。
... [Lire la suite]
Notifié le le lun. 28 nov. 2005 à 08:31
» 亀も空を飛ぶ [RYM Counrty Valley]
岩波ホールで上映中の「亀も空を飛ぶ」がこちらの映画祭で上映されることになりました。岩波作品が500円で鑑賞できるとは嬉しいかぎりです。なんて不思議なタイトルかと思ったのですが、両腕がない少年ヘンゴウの泳ぐ姿、赤ちゃんを背負う少女アグリン、家財道具を背負っ....... [Lire la suite]
Notifié le le lun. 28 nov. 2005 à 08:31
» 『亀も空を飛ぶ』 [かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY ]
ぜひ観てください。考えましょう。
同じ時代に同じ地球に同じ人間として生まれて来たのに、
どうして彼らばかりがこんなに辛い思いをしなくちゃならないの。
それが運命なんだから仕方ないと簡単に思うことはできない。
割り切れずにどうすることもできずにただやるせない思いが募る。
亀は甲羅を脱げない。
2003年3月、米軍によるイラク侵攻が開始され、国境の小さな村に運命の時が訪れる。
イラクのクルディスタン地方を舞台とした21世紀の叙事詩
クルド人の人口は、国家をもたない民族とし... [Lire la suite]
Notifié le le lun. 28 nov. 2005 à 09:20
» 『Turtles can fly 』(原題) [viva minor]
痛いです。言葉を失うくらい ゴバディ監督の作品は『酔っぱらった馬の時間』しかみていなくて『わが故郷の歌』は見ていないのですけれど、登場する人物は子供とお年寄りが主流で中間層の大人の存在がすっぽり消... [Lire la suite]
Notifié le le lun. 28 nov. 2005 à 12:31
» 亀も空を飛ぶ [カタログ]
監督 バフマン・ゴバディ 出演 ソラン・エブラヒム ヒラシュ・ファシル・ラーマン アワズ・ラティフ 2003年、イラクはクルディスタン地方の小さな村。 度重なる戦争で荒廃した村で、孤児の少年サテライトは逞しく生きている。 いかに自分を重要で必要な人間に思わせるか。 ..... [Lire la suite]
Notifié le le lun. 28 nov. 2005 à 13:16
» 亀も空を飛ぶ [パレード]
岩波ホールに行くのは初めてだ。上映時間の数分前にJR水道橋駅を降り、雑踏を掻き分け進む。公称徒歩12分の道のりで息が切れる。
予告終了直後になんとか入場。暗がりで席を探す。どうやら空いているのは前方だけのようだ。
「亀も空を飛ぶ」。着席した直後、2003年、イラク国境付近の小さな村の乾いた大地と少女の足がスクリーンに映し出された。
少女は地雷で両腕を失った兄と盲目の「弟」の3人でこの地にやってきた。両親はいない。けれどもそれは特別なことではなかった。親がいない子どもはたくさ... [Lire la suite]
Notifié le le lun. 28 nov. 2005 à 19:30
» 亀も空を飛ぶ [パレード]
岩波ホールに行くのは初めてだ。上映時間の数分前にJR水道橋駅を降り、雑踏を掻き分け進む。公称徒歩12分の道のりで息が切れる。
予告終了直後になんとか入場。暗がりで席を探す。どうやら空いているのは前方だけのようだ。
「亀も空を飛ぶ」。着席した直後、2003年、イラク国境付近の小さな村の乾いた大地と少女の足がスクリーンに映し出された。
少女は地雷で両腕を失った兄と盲目の「弟」の3人でこの地にやってきた。両親はいない。けれどもそれは特別なことではなかった。親がいない子どもはたくさ... [Lire la suite]
Notifié le le lun. 28 nov. 2005 à 19:33
» 亀も空を飛ぶ [I LOVE CINEMA +]
Turtles can fly
2004年 イラン=イラク 97分
監督 バフマン・ゴバディ
出演 ソラン・エブラヒム ヒラシュ・ファシル・ラーマン アワズ・ラティフ アブドルラーマン・キャリム サダムホセイン・ファイサル アジル・ジバリ
イラク北部のクルド人の子供たちが主人公です。
国名とか民族とか事件とか、分からない方はそれぞれのリンク先へ飛んで読んでいただいたほうがいいと思うので説明は割愛します。
クルド人はトルコやイラン、イラクに分散して暮らす人々ですが、イラン・... [Lire la suite]
Notifié le le mer. 30 nov. 2005 à 01:46
» 亀も空を飛ぶ:見慣れぬ故のわからなさ・やるせなさ [朱雀門の「一事が万事!オッチョンジー」]
★監督:バフマン・ゴバディ(2004年 イラン・イラク作品)京都シネマにて鑑賞。10ポイントたまったので無料で見ることができました。初めて見る中近東の映画です。でも客席が2割くらいしか埋まっていなくて寂しいというか悲しい。★あらすじ(livedoorムービーよ....... [Lire la suite]
Notifié le le sam. 10 déc. 2005 à 21:37
» FUN×3 1/2 … 『亀も空を飛ぶ』 [FUN×5 ~五つの楽(fun)を探して~]
『Saturday in refresh』
「275日後には青い空が見えるのか?」 [Lire la suite]
Notifié le le sam. 28 janv. 2006 à 11:40
Commentaires
TBありがとうございました。
戦争によって引き起こされる悲劇は、いつの日にか無くなる事はあるのでしょうかね?
いつも弱者が犠牲になる。そんな事って…
では、またおじゃまさせてもらいますね♪
Rédigé par: purple in sato | le dim. 29 janv. 2006 à 22:41
こんばんは
劇中のサテライト君などは割と早く西欧文化を吸収して適応していくかも知れませんね。
しかしながら西欧文化に触れた人がどういう反応をして行動するかは分かれると思います。
確かに感化されていく者もいるでしょうが、逆に「こんな腐敗した文化は叩き潰すべきだ」と考えて過激な行動に出る者(行動しなくてもそれに共感する者)もいるのではないでしょうか。
私には判然としませんが、長いスパンで見るべき問題でしょうね。
Rédigé par: 朱雀門 | le sam. 10 déc. 2005 à 22:45