ふたりのベロニカ
この伝説的な作品は、実は今まで未見でした。
岩井俊二『Love Letter』に大きな影響を与えた作品として、かなり以前からぜひ観てみたいものと望んでいました。
しかしながら相手はキェシロフスキ。以前うっかり「トリコロール」シリーズをビデオで観てしまった経験からためらっていました。映像に集中できぬ環境での鑑賞だったので、ただでさえわけのわからない映画がまったくわからぬまま終ってしまったのです。
こういった大失敗があるため、今までなんとなくためらわれるものがありました。この作家、よほど気合を入れて集中して観ないと理解できないだろうと考えていたからです。
しかしながらニュープリント版とやらでリバイバル上映されることになりました。
旧作についてはよほどのことがない限り劇場では観ないことにしていますが『E.T』『地獄の黙示録』にひきつづき、禁を破る(?)ことにしました。
で、劇場で観ても、やっぱりワケわからない……。
たしかに『Love Letter』に影響を与えた箇所はいくつかありました。観光バスでふたりのベロニカが顔を合わせるところなどがその好例。
しかし作品としてはまったくの別物。
とはいっても、もう少しじっくり観れば、『Love Letter』のような妖しい仕掛がちりばめてられていることがわかるかもしれませんけど。









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