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jeu. 17 août 2006

ローズ・イン・タイドランド

 「不思議の国のアリス」を底本としているのはわかりますが、ギリアムってここまで悪趣味だったの? といわしめてくれる作品でした。
 たしかに序盤はなかなか快調。女の子を演じたジョデル・フェルランドが実に名演でイカレ具合も半端ではありませんでしたし、また方々にちりばめられたブラックユーモアこそ魅力でしたが、それも序盤だけ。ジェフ・ブリッジスが"休暇"に入ったとたんに失速……。やはりこの人の存在感は大きいものがあります。
 その後もかなり面白いキャラクターがいろいろ登場しますが、ストーリーに奥行きがないのでただ退屈なだけでした。

 今夏、あまり評判のよくない作品が多いようですが、あるいはこの作品はその最右翼に位置づけられるかもしれません。

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